展覧会情報2008

shudo

首藤晃展「両性の類-りょうせいのたぐい」 (終了)

  • 2008年7月7日(月)-12日(土)
  • 11:00-18:30 (最終日17:00pm迄)
  • ギャラリー・オカベ 東京都中央区銀座4-4
  • Tel.03-3561-1740
  • http://www.galleryokabe.co.jp

【展覧会概要】

私が首藤の作品と出合ったのは2005年のメタル・アート・ミュージアム光の谷である。北総の田園地帯が広がる美術館の庭で久々に奇妙であるが魂に深く響くものを感じた。早速、06年の千葉アート・フラッシュ展に参加していただき、 そこで彼が選んだ展示場所は大正時代の建築である神谷伝兵衛邸の地下室であった。
首藤の作品は90年近い時間と対等に向合いあいながら、過去から未来の時間軸が ひとつの線で結ばれ、そこに何か違う世界が形成された様な情景が連想された。
北海道生まれで現在は青森の弘前を制作の拠点に置く、作品は主に鉄と木の素材から構成され、まるで生き物?何かの道具?であるかのような有機的形態の作品です。
今回のオカベでの展示は大都会銀座とどのように首藤が対峙し進むのか楽しみである。

kazama

風間潤一郎展「天空へのオマージュ 風間潤一郎の空想花火」 (終了)

  • 2008年7月4日(金)-8月31日(日)(月曜休館)
  • 10:00-16:00
  • (株)飯沼本家「まがり屋ギャラリー」
    千葉県印旛郡酒々井町馬橋106
  • Tel.043-496-1001
  • http://www.iinumahonke.co.jp/

【展覧会概要】

週刊新潮夏季特大号「花火幻想」と題され、2005年巻頭、2007年巻末グラビアとして掲載され、各方面から「天空の詩人」として評される。 風間の写真表現のひとつに、見る者を不思議な空想の世界に向かわせる。

会場となる「まがり家ギャラリー」は酒々井の蔵元である歴史的建造物である、その空間とのコラボレーションはさらに深い神秘性を醸し出し、そこから滲み出る光の軌跡は新たなる美へ到達する。

shimomukai

下向惠子展 -CYCLE- (終了)

  • 2008年6月7日(月)-12日(土)
  • 11:00-18:30 (最終日17:00pm迄)
  • ギャラリー・オカベ 東京都中央区銀座4-4
  • Tel.03-3561-1740
  • http://www.galleryokabe.co.jp

【展覧会概要】

都心から少し離れて水の循環が実感できる地域で暮らしていると
全てのものは留まることなくぐるぐる巡っていることに気づく。
あらゆる方向にそれぞれの時間を持って。
そしてそれらはひと回りして元のところに戻るのではなく、
螺旋のように少しずつずれているように思う。
展示作品:パネルの上に和紙・顔彩・樹脂膠などで描いた最新作約15 点。

 

 

ito_michyo_ima

伊藤みちよ個展「異間」"IMA" (終了)

  • 2008年4月7日(月)-12日(土)
  • 11:00-18:30 (最終日17:00pm迄)
  • ギャラリー・オカベ 東京都中央区銀座4-4
  • Tel.03-3561-1740
  • http://www.galleryokabe.co.jp

【展覧会概要】

部屋というオブジェを通して観覧者それぞれの景色とつながるような

イメージをコンセプトに、土で形に積み上げていく感覚が心地良い、

陶による作品を制作しています。

2007年の女流陶芸展で女流陶芸大賞を記念した企画展です。

武蔵野美術大学油絵学科を在学中、油画と自分との距離が徐々に遠くなり、幼少の頃に母といっしょに造った陶器の土の感触が忘れられず大学の先輩でもあった井口雅代氏の門をたたく。

5年の修業の後、築窯する。

2001年に女流陶芸展に初入選し、2006年の女流陶芸新人賞、そして続いて、翌年2007年に女流陶芸大賞を受賞しました。本展は作家にとって銀座での初個展です。「異間」と題された新作オブジェを中心に約40点の展示予定。

image_matsunaga

松永恵子墨彩画展 "IKIRU" (終了)

【展覧会概要】

“IKIRU”をテーマに生命感あふれる植物沖縄の竹富島の風景を描く大阪出身の画家松永恵子の歳時季での個展を紹介します。松永は、大学卒業後数年の教員生活を送った後、10年間の日本画の修業を積み、その間、アパレル関連の企画等に加わり多忙な生活を送るさなか、96年に卵巣がんが見つかり約1年間死と向き合う闘病生活を送りました。ひたむきに力強く生きる植物たちに心の多くを教えられ、退院後、大自然の中で根強く生きるものたちを求め、東北、九州、沖縄と全国を歩き回り、竹富島を始めて訪れとき、「ここが描きたい風景だ」と強いインスピレーションを感じたそうです。今回は100号の桜の作品を中心に大小約20点の展示です。まだまだ寒さの厳しい時節ですが、皆様に一足早い春を感じていただけることでしょう。是非、「松永恵子の世界」を多くの人に観ていただきたく願っております。

image_umezaki

梅崎 弘個展 (終了)

北ポルトガルの湖に沈んだ村ビラリーニョの光と影

  • 2008年2月4日(月)-9日(金)
  • 11:00-18:30(土曜日11:00-17:00)
  • ギャラリー・オカベ 東京都中央区銀座4-4
  • Tel.03-3561-1740
  • http://www.galleryokabe.co.jp

【展覧会概要】

梅崎 弘は80年初頭のイタリア(ペルージャ)滞在を契機にヨーロッパ各地を2年近く回り、帰国後、数年してまた、夫人と3歳になったばかりの息子を連れアフリカ、ヨーロッパ、旧ソ連まで足を伸ばし多色な文化から豊かな感性を吸収してきました。
91年ポルトガルのサン・ジョアン・デ・カンポ村に住居を移し、現在の画題のテーマにもなっている湖底に沈むピラニーニョ村との衝撃的な出会を果します。これ以降、ピラニーニョ村から多くの霊感を得、深遠で澄み行く独特の色彩と強深な描線に表れる形態を獲得してきました。現在は信州に居を構え、ポルトガルと行き来しながら制作をしています。
3回目となるオカベでの新作展です。30号〜60号を中心に約30点の展示です。情感あふれる梅附品をご観覧ください。

image_saga

  • 嵯峨英二展 Love & Dream (終了)

  • 1月28日(月)-2月2日(土)
  • 11:00-18:30(土曜日11:00-17:00)
  • ギャラリー・オカベ 東京都中央区銀座4-4 Tel.03-3561-1740 http://www.galleryokabe.co.jp

【展覧会概要】

1997 年から始まったオカベとの共同企画展が今回で10回目を迎えます。自然界のみなもとである“森”をテーマに絵では“猫タマ”の自由な世界を描き、立体では木彫で“森の子達”を創ってきました。
つねに地球の自然環境を危惧してきた嵯峨は地球温暖化等に代表される自然破壊へのメッセージをこの展覧会で“Love&Dream”、副題に「僕は夢と愛と希望のある森を信じたい。」と、森から放つこれらのパワーを自由奔放に且つ、光り溢れるサガワールドで表現しています。
今回は1100号の「森のかがやき」を中心に大小約50点の展示です。森から発する力の大切さを体感してください。